写真で見出す真実の幸せ

例2 明度差が大きい風景写真のスキャンテクニック
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NIKON SCANにおいて、是非使いこなしてもらいたい機能が、「トーンカーブ」と「LCHエディタ」です。この2つの機能をしっかりとマスターしておけば、たいていの写真のスキャンが原版に近い状態に表現することが可能だと思います。右の写真は夕暮れ時の江ノ島から撮った富士山と突き出た港が印象的な写真ですが、初期のスキャンでは富士山がほとんど見えません。
「LCHエディタ」はこうした写真のときに威力を発揮します。「トーンカーブ」でハイライト部分を調整しても、太陽の周りが不自然な感じになってしまいます。そこで、「LCHエディタ」を使って、明るさの底上げをおこないます。
明るさを整えた後は、「カラーバランス」機能によって、原版を見ながら色合いを調整していきます。必要に応じて、「アナログゲイン」も併用するとよいと思うのですが、「アナログゲイン」の更新には原版をCOOLSCANに挿入する必要があります。そのため、なるべく「カラーバランス」、「LCHエディタ」、「トーンカーブ」の3つの機能で原版に近づけていき、最終的な微調整を「アナログゲイン」で行う方が効率的です。
こういった夕焼けの写真では、もともと彩度の高い色が多いので、「彩度」をあげすぎると色が飽和してしまうので、注意が必要です。
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