写真で見出す真実の幸せ

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例1 自然風景写真のスキャンテクニック



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初期の無補正スキャン写真右のような風景写真で気をつけなければいけないことが、ハイライトの出し方です。この写真の場合は初期のスキャン時では、特にシャドー部分がつぶれてしまっています。原版とプレビュー画面を見比べながら、このシャドー部分をきちんと表現する必要があります。
裏技とまではいきませんが、NIKON SCANでは、プレビューが終了した時点で、フィルムをスキャナーから取り出して作業することができます。ですので、画面上のプレビュー画面とライトボックスの上に取り出したポジフィルムを見比べながら作業が可能になります。


原版と比較すると、明らかにシャドー部分がつぶれてしまっているので、トーンカーブでシャドー部分がきちんと表現されるように調整をしていきます。
補正前 補正後
トーンカーブ初期スキャンの写真 トーンカーブ修正後
初期の無補正画像 トーンカーブで明るさを調整した写真


とても微妙な差ですが、トーンカーブで、こうしたシャドー部分を調整する際に注意しなければいけないのが、左下から明るさを持ち上げる際に、持ち上げすぎてしまうと「淡さ」が失われてしまうこと。左下部分のスライダーは、微調整程度にとどめておき、あとは「カラーバランス」を使用して補正する方がきれいになることが多いです。
次に、明るくしたことで失われてしまった色の「のり加減」を「LCHエディタ」で調整していきます。ただし、あまり補正をかけすぎると画質が荒れることがあるので、少しずつ原版と確認しながら補正をかけていきます。

補正前 補正後
LCHエディタ補正前の写真
LCHエディタ補正後の写真

上記でご紹介した、「トーンカーブ」、「カラーバランス」、「LCHエディタ」を微調整していき、プレビューを繰り返していくことで、少しずつ原盤に近い画像を得ることができます。最終的に下にあるように、シャドー部をしっかり表現でき、かつ葉の緑も失うことなく、原版に限りなく近い画像を得ることができました。

補正前 補正後
補正前の写真
補正後の最終写真。大きな写真をご覧いただけます。




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